排泄予測支援機器

令和4年4月1日から、特定福祉用具販売の対象種目として排泄予測支援機器が介護保険に新しく追加されました。

 

【特定福祉用具販売とは】

利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、福祉用具販売の指定を受けた事業者が入浴や排泄に用いる、貸与になじまない福祉用具を販売します。福祉用具を利用することで日常生活上の便宜を図り、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。

 

  

 

【排泄予測機器とは】

自立排泄に悩みを抱える要介護者を対象に、膀胱内の尿の溜まり具合を超音波で測定して可視化するとともに、排尿タイミングをお知らせすることで自立排泄をサポートする機器です。

 

利用対象者

〇要支援1・2 要介護1・2・3・4・5

〇排泄機能が残存しているにもかかわらず、尿意を感じるこ とが弱くなったり、ADL動作の低下等により排泄動作の準備 に時間がかかって間に合わない、認知症が進行し、トイレ介助を伝えられない等の原因により、排泄のタイミングが合わ ず、トイレでの排尿が困難となっている在宅の要支援・要介護高齢者

 

利用効果

〇トイレでの排尿動作が可能となり、尊厳の維持につながる。

〇排泄リズムが確立し、失禁が減少し、自立排泄が増加することで安心して買い物などの外出が可能となり、社会参加の拡大につながる。

〇介助者の負担軽減効果 ・介助者が排尿のタイミングを知ることで、声かけが可能となり、失禁によるオムツ交換等の介助者の身体的な負担が軽減される。

〇いつ失禁するかわからない不安が軽減し、介護に対するモチベーションにつながる等の介助者の精神的負担が軽減される。

 

排泄予測支援機器 D Free

 

詳細は下記PDFをご覧ください。

DFree

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